自分の設計をふり返って

2011.12.17

自分がこれまで設計をしてきた年月を思うと、多少は進歩したかな、と思う点と、あんまり変わらない点がある。若い頃と比べれば、今は納め方をもう少し考えてみょうかというゆとりはできたし、また、クライアントとの会話のなかで、ここは頑張るべきか、妥協すべきか、といった1種の政治性は年々進歩しているが、設計の基本になるゾーニングについては昔からそんなに変わってはいないと思う。つまり技術的には進歩したが、基本構想は変わっていない、ということである。

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だから今でも以前と同じ敷地で、同じクライアントを与えられたら、20年前と同じプランを描くと思うので、これは良いことか悪いことか、自分でもわからないが、結局、自分の信じている生活イメージというものが変わらないから仕方がないわけで、宿命だと受けとめるほかはない。