ゴミを加工して都市資源として活用する

2011.10.14

生活ゴミで人工の砂ができる話だ。一人あたりが出すゴミの量は、十年前までは七百グラムだったが、いまでは千百グラムに増えてしまった。日本はゴミであふれている。こうしたゴミも千三百度で焼くと有機成分が分解して無害化し、砂のようになる。ガラス化したこの人工砂の強度は川砂ほどではないが、品質が安定していることと、ガラス化されているため耐熱性と耐久性にすぐれている。したがって、人工砂を混ぜた鉄筋コンクリートの建物をつくることも可能となるのだ。東京都のゴミの焼却場は、この人工砂をつくるのに使う流動型の炉に変えられ、二〇〇五年頃には年間三十万トンの人工砂がつくられる予定だ。これが普及すれば千年建築の素材として使えるし、海外から輸入している川砂も減らすことができる。また、アスファルト舗装に混ぜる砂としても使える。ゴミを加工し都市資源としてよみがえらせることが可能になりつつある。

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